Monolith city-北欧神話の街-
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>城壁造り>スレイプニル

  小人が城壁を造るにつれ、アース神族たちは驚きました。その作業があまりにも早かったのです。
 それは全て、スヴァジルファリのおかげでした。

 神々は慌てました。このままでは城壁は期間以内に出来上がってしまいます。
 こんなはずでは…みんな口をそろえてこう言いました。
ロキ、お前があんなことを言ったからだっ。お前がなんとかしろっ!」
 ロキはしぶしぶ小人のところへ向かいました。
 
  一方何も知らない小人が、森へ最後の石をスヴァジルファリに取りに行かせると、急に牡馬が現れました。
 スヴァジルファリは興奮し、仕事をほったらかして牝馬を追いかけて行きました。
 その牝馬はロキの変身した姿だったのです。

 城壁は出来上がりませんでした。

 自分がだまされたと知った小人は、巨人の姿に戻りアース神族のところへ乗り込みました。しかし、それによって小人が巨人であったと知られてしまいます。
「よくも謀ったなっ!やってしまえっ、トールっ!!」
 で、見事頭蓋骨粉砕された巨人は、ニヴル・ヘイムに落されました。

 さてその頃ロキはというと、子供(馬…)を生んでいました。
  スレイプニルと名づけられたその馬は、灰色で足が八脚あり、九つの国の中で一番早い馬になりました。そしてスレイプニルオーディンに献上され、乗り物としていつでも側にいるようになりました。

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